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あの素晴しい日本漢詩をもう一度=復習篇⑤

本日の「命をかけて詠んだ」漢詩は、藤田東湖、広瀬淡窓、梁川星巌・紅蘭夫妻、野田笛浦(2作品)、佐藤一斎、吉田松陰、梅田梅浜(2作品)の8詩人、10作品です。

①「題菊池容斎図」(藤田東湖)

■■得雲雨    コウリョウ雲雨を得ば
非復池中物    復た池中の物に非ず
如何風塵裡    如何ぞ風塵の裡
徒使英雄屈    徒に英雄をして屈せしむる

②「桂林荘雑詠示諸生」(広瀬淡窓)

休道他他郷苦辛    道うを休めよ 他郷苦辛しと
■■有友自相親    ドウホウ 友有り自ら相親しむ
柴扉暁出霜如雪    柴扉 暁に出ずれば霜雪の如し
君汲川流我拾薪    君は川流を汲め 我は薪を拾わん

③「紀事」(梁川星巌)

当年乃祖気憑陵    当年の乃祖 気 憑陵
叱咤風雲巻地興    風雲を叱咤し地を巻いて興る
今日不能除外■    今日外キンを除く能わずんば
征夷二次是虚称    征夷の二字は是れ虚称

④「牡丹蝴蝶図」(梁川紅蘭)

■■驚世俗    グウゲン世俗を驚かす
周也果何人    周や果たして何人ぞ
怪爾為蝴蝶    怪しむ爾が蝴蝶と為り
偏尋富貴春    偏に富貴の春を尋ぬるを

⑤「画竹」(野田笛浦)

落落胸中竹    落落たる胸中の竹
一揮応手成    一たび揮えば手に応じて成る
湘雲凝不散    湘雲凝って散ぜず
■■起秋声    マンプク秋声起こる

⑥「昌平橋納涼」(野田笛浦)
夏雲擘絮月斜明    夏雲綿を擘いて月斜めに明らかなり
細葛含風歩歩軽    細葛風を含んで歩歩軽し
数点■■橋外市    数点のコウトウ橋外の市
籠虫一担売秋声    籠虫一担秋声を売る

⑦「太公望垂釣図」(佐藤一斎)

謬被文王載帰得    謬って文王に載せ得て帰られ
■■風月与心違    イッカンの風月心と違う
想君牧野鷹揚後    想う君が牧野鷹揚の後
夢在磻渓旧釣磯    夢は磻渓の旧釣磯に在りしならんと

⑧「磯原客舎」(吉田松陰)

海楼把酒対長風    海楼酒を把って長風に対す
顔紅耳熱酔眠濃    顔紅に耳熱して酔眠濃かなり
忽見雲濤万里外    忽ち見る雲濤万里の外
巨鼇蔽海来■■    巨鼇海を蔽うてモウドウ来る
我提吾軍来陣此    我吾が軍を提げ来りて此に陣す
貔貅百万髪上衝    貔貅百万髪上り衝く
夢断酒解灯亦滅    夢断え酒解けて灯亦滅す
濤声撼枕夜鼕鼕    濤声枕を撼がして夜鼕鼕

⑨「訣別」(梅田雲浜)

妻臥病牀児叫飢    妻は病牀に臥し児は飢えに叫ぶ
挺身直欲払■■    身を挺して直ちにジュウイを払わんと欲す
今朝死別与生別    今朝死別と生別と
唯有皇天后土知    唯だ皇天后土の知る有り

⑩「訣別」(梅田梅浜)

■■欲支奈力微   タイカ支えんと欲するも力微なるを奈んせん
此間可説小是非   この間説く可けんや小是非
賤臣効国区々意   賤臣国に効す 区々の意
憤激臨行帝闈拝   憤激行に臨みて帝闈を拝す


この復習の編集作業をやっていると、どうしても「鼻歌」が出てしまうのですがこれって致し方ないでしょ?

♪「あの素晴しい愛をもう一度~」

♪「あの素晴しい日本漢詩をも・う・い・ち・どぉ~」♪


読者諸氏も恐らく鼻歌歌いながら復習されていることと存じます(出てないって?
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char

Author:char
不惑以上知命未満のリーマンbloggerです。
言葉には過敏でありたい。
漢検受検履歴
2006.3  漢字学習スタート
2006.6  2級合格
2006.10 準1級合格
2007.10 1級合格①
2009.2 1級合格②

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