スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

あの素晴しい日本漢詩をもう一度=復習篇④


①「鹿児島客中作」(亀井南冥)

誰家■■散空明    誰が家のシチクぞ空明に散ず
孤客倚楼夢後情    孤客楼に倚る夢後の情
皎月南溟波不駭    皎月南溟波駭かず
秋高一百二都城    秋は高し一百二都城

②「江月」(亀田鵬斎)

満江明月満天秋    満江の明月 満天の秋
一色江天万里流    一色の江天 万里流る
半夜酒醒人不見    半夜酒醒めて人見えず
霜風■■荻蘆洲    霜風ショウシツたり 荻蘆洲


③「冬夜読書」(菅茶山)

雪擁山堂樹影深    雪は山堂を擁して樹影深く
檐鈴不動夜沈沈    檐鈴動かず夜沈沈
閑収乱■思疑義    閑かに乱チツを収めて疑義を思う
一穂青灯万古心    一穂の青灯 万古の心

④「偶作」(良寛)

歩随流水覓源泉    歩して流水に随って源泉を覓む
行到源頭却惘然    行きて源頭に到って却って惘然
始悟真源行不到    始めて悟る真源行き到らざるを
倚笻随処弄■■    筇に倚り随処にセンエン(センカン)を弄せん

⑤「下翠岑」(良寛)

担薪下翠岑    薪を担って翠岑を下る
翠岑路不平    翠岑路平かならず
時息■■下    時に息うチョウショウの下
静聞春禽声    静かに聞く春禽の声

⑥「遊山」(田能村竹田)

落落長松下    落落たる長松の下
抱琴坐晩暉    琴を抱いて晩暉に坐す
清風無限好    清風無限に好し
吹入■■衣    吹き入るヘイラの衣

⑦「題自画墨竹」(渡辺崋山)

鄭老画蘭不画土    鄭老蘭を画いて土を画かず
有為者必有不為    為す有る者は必ず為さざる有り
酔来写竹似■葉    酔い来って竹を写せば葉に似たり
不作鷗波無節枝    作らず鷗波無節の枝

⑧「秋尽」(館柳湾)

■■空驚歳月流    セイリ空しく驚く歳月流るるに
閑亭独坐思悠悠    閑亭独坐すれば思い悠悠
老愁如葉掃難尽    老愁は葉の如く掃えども尽くし難し
簌簌声中又送秋    簌簌声中又秋を送る

⑨「秋日臥病有感」(松崎慊堂)

故園何日省慈闈    故園何れの日か慈闈を省せん
多病多年■■違    多病多年シンジ違う
雲路三千夢至難    雲路三千夢至り難し
秋天無数雁空飛    秋天無数雁空しく飛ぶ

⑩「范蠡載西施図」(朝川善庵)

安国忠臣傾国色    国を安んずるの忠臣国を傾くるの色
片帆俱趁五湖風    片帆俱に趁う五湖の風
人間倚伏君知否    人間の倚伏君知るや否や
呉越存亡■■中    呉越の存亡イッカの中

本日は以上、九詩人の十作品です。
スポンサーサイト

コメントの投稿

非公開コメント

profile

char

Author:char
不惑以上知命未満のリーマンbloggerです。
言葉には過敏でありたい。
漢検受検履歴
2006.3  漢字学習スタート
2006.6  2級合格
2006.10 準1級合格
2007.10 1級合格①
2009.2 1級合格②

calendar
05 | 2017/06 | 07
- - - - 1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 -
recent entry
recent comment
category
monthly archive
search form
RSS links
links
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QRコード
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。