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あの素晴しい日本漢詩をもう一度=復習篇②

「命かけてと」。

①「対花懐旧」(義堂周信)

紛紛政事乱如麻    紛紛たる政事乱れて麻の如し
旧恨新愁只自嗟    旧恨新愁只自ら嗟く
春夢醒来人不見    春夢醒め来って人見えず
■■雨洒紫荊花    ボエン雨は洒ぐ紫荊の花

「誓った日から」。

②「雨後登楼」(絶海中津)

一天過雨洗新秋    一天の過雨新秋を洗う
携友同登江上樓    友を携えて同に登る江上の楼
欲寫仲宣■■恨    写さんと欲す仲宣センコの恨み
断烟疎樹不堪愁    断烟疎樹愁いに堪えず

「素敵な思い出」。

③「山居」(藤原惺窩)

青山高聳白雲辺    青山高く聳ゆ白雲の辺
仄聴■■忘世縁    仄かにショウカを聴いて世縁を忘る
意足不求糸竹楽    意足りて求めず糸竹の楽しみを
幽禽睡熟碧巌前    幽禽睡りは熟す碧巌の前

「残して来たのに」。

④「送熊沢子還備前」(中江藤樹)

旧年無幾日    旧年 幾日も無し
何意上旗亭    何ぞ意わん旗亭に上らんとは
送汝雲霄器    汝が雲霄の器を送りて
嗟吾■■齢    吾がケンバの齢を嗟く
梅花鬢辺白    梅花 鬢辺に白く
楊柳眼中青    楊柳 眼中に青し
惆悵滄江上    惆悵す滄江の上
西風教客醒    西風 客をして醒めしむ

「あの時」。

⑤「自題肖像」(新井白石)

蒼顔如鉄鬢如銀    蒼顔 鉄のごとく鬢 銀のごとし
紫石稜稜電射人    紫石 稜稜電 人を射る
五尺小身渾是膽    五尺の小身 渾て是れ膽
■■何用画麒麟    メイジ 何ぞ用いん麒麟に画かるるを

「同じ花を見て」。

⑥「富士山」(室鳩巣)

上帝高居白玉台    上帝の高居 白玉台
千秋積雪擁蓬萊    千秋の積雪 蓬萊を擁す
金鶏咿喔■■夜    金鶏 咿喔 ジンカンの夜
海底紅輪飛影来    海底の紅輪 影を飛ばして来る

「美しいと言った二人の」。

⑦「即事」(伊藤仁斎)

青山簇簇対柴門    青山 簇簇として柴門に対す
藍水溶溶遠発源    藍水 溶溶として遠く源を発す
数尽■■人独立    キアを数え尽くして人独立す
一川風月自黄昏    一川の風月 自ら黄昏

「心と心が」。

⑧「秋郊閑望」(伊藤東涯)

一村桑柘暗    一村 桑柘暗く
千畝稲粱肥    千畝 稲粱肥ゆ
藍水流紅日    藍水 紅日を流し
白雲住■■    白雲 スイビに住まる
征途栄願薄    征途 栄願薄く
今古賞音稀    今古 賞音稀なり
尚愧機心在    尚お愧ず機心の在るを
山禽驚却飛    山禽 驚きて却飛す

「今はもう通わない」。

⑨「八島懐古」(桂山彩巌)

海門風浪怒難平    海門の風浪怒りて 平らぎ難し
此地曾屯十萬兵    此の地曾て屯す 十万の兵
金鏑頻飛■■窟    金鏑頻りに飛ぶ ギョベツの窟
樓船空保鳳凰城    楼船空しく保つ 鳳凰城
宋帝遺臣迷北極    宋帝の遺臣 北極に迷い
周王君子盡南征    周王の君子 尽く南征
不識英魂何處所    識らず英魂 何処の所ぞ
月明波上夜吹笙    月明波上 夜笙を吹く

「あの素晴しい愛をもう一度」。

⑩「秋夕泛琵琶湖」(梁田蛻巌)

湖北湖南暮色濃    湖北 湖南 暮色濃やかなり
停篙囘首問孤松    篙を停め 首を回らして孤松を問う
■■兩岸秋風起    ソウハ 両岸秋風起こり
吹送叡山雲裏鐘    吹き送る 叡山雲裏の鐘

「あの素晴しい愛をもう一度」。

本日は以上、十作品です。
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char

Author:char
不惑以上知命未満のリーマンbloggerです。
言葉には過敏でありたい。
漢検受検履歴
2006.3  漢字学習スタート
2006.6  2級合格
2006.10 準1級合格
2007.10 1級合格①
2009.2 1級合格②

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