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陸機「文賦」番外編4

陸機の「文賦」シリーズ(明治書院「新書漢文大系26・文選<賦篇二>」)の番外編の四回目です。

▼…或いは理を遺てて以て異を存し、徒に虚を尋ねて以て微を逐う。言は情寡なくして愛鮮なく、辞は浮漂して帰らず。猶お絃の么にして徽の急なるがごとし、故に和すと雖も悲しからず。或いは奔放して以てカイゴウし、務めて嘈囋として妖冶たり。(第十六回

▼…徒に目を悦ばせて俗に偶するも、固より高声なれども曲下る。防露と桑間とを寤る、又悲しと雖も雅ならず。或いは清虚にして以て婉約、毎に煩を除きて濫を去る。大羹の遺味を闕き、朱絃の清氾なるに同ず。一唱してサンタンすと雖も、固より既に雅にして豔ならず。(第十七回

▼…夫の豊約の裁、フギョウの形の若きは、宜に因り変に適い、曲さに微情有り。或いは言は拙にして喩は巧みなり。或いは理は朴にして辞は軽し。或いは故きに襲りて弥々新たにして、或いは濁れるに沿りて更に清し。或いは之を覧て必ず察し、或いは之を研きて後に精し。譬えば猶お舞う者の節に赴きて以て袂を投じ、歌う者の絃に応じて声を遣るがごとし。是蓋し輪扁の言うを得ざる所にして、故より亦華説の能く精しくする所に非ず。(第十八回

▼…辞条と文律とを普くするは、良に余が膺の服する所なり。世情の常の尤を練い、前脩の淑しとする所を識る。濬く巧心に発すと雖も、或いは「山+欠」いを拙目より受く。彼のケイフと玉藻とは中原の菽有るが若し。橐籥の窮まり罔きに同じく、天地と並び育す。(第十九回

▼…此の世に紛藹すと雖も、嗟予が掬に盈たず。挈缾の屢々空しきを患い、昌言の属り難きを病む。故に短垣に踸踔し、庸音を放ちて以て曲を足らす。恒に恨みを遺して以て篇を終う、豈盈を懐いて自ら足れりとせんや。塵をに叩くに蒙るを懼れ、顧て笑いを鳴玉に取る。(第二十回
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Author:char
不惑以上知命未満のリーマンbloggerです。
言葉には過敏でありたい。
漢検受検履歴
2006.3  漢字学習スタート
2006.6  2級合格
2006.10 準1級合格
2007.10 1級合格①
2009.2 1級合格②

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