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漢検本番直前演習問題②=露伴「幽情記」

本日は読み問題と書き問題の混成です。「運命 幽情記」(講談社文芸文庫)から。




★水滸伝は支那小説の1)キョハクたり。其の筆墨の妙、描写の巧、多く言ふを須ゐず。(「師師」P152)

1)巨擘

★およそ2)クンサイの英雄に禍福を送り、3)シュビの尤物に左右せらるゝところの是の如きの談、未だ必ずしも乏しからず。たゞ其の女子、多くは是4)シヨウの人、作者軽々、一筆に描き去りて、点墨に写し了り、深く意を留むること無し。(「師師」P152)

2)裙釵

3)鬚眉

4)枝葉

★其の嬌縦の態、尖利の弁、一種の婦人の、悪むべく厭ふべきものの5)ケイモたり。(「師師」P153)

5)型模

★前掲の九婦人は、水滸伝中に其の姓名をア)儼存し、実世間上に其のケイモを確見すと雖、蓋し皆6)ウユウの人なり。(「師師」P154)

ア)ゲンソン

6)烏有

★およそ7)ハイシ小説は、これを作るもの能を馳せ才を逞しくするを欲す、乃ち実を離れ虚をイ)するを免れず。(「師師」P154)

7)稗史

イ)デッ

★水滸伝中、蔡、楊、童、高の奸、張叔夜、侯蒙の忠を叙するが如き、大旨皆偽らず、読者をして8)テントウして、是の如き人あり是の如きの事あるを思はしむ。(「師師」P154)

8)点頭

★李師師をして実存の人たらしめば、看客をして9)テイショウして妙を叫ばしむるに足る。(「師師」P154)

9)抵掌

★こゝに於て作者、10)シセンの女にして而も11)シソンの愛を得たる李師師といへる者ありて、其の有ること稀にして遇ふこと難き談の世に伝はれるを幸とし、これを借りて以て宋江が招安を受くるの一段のウ)楔子となせるなり。(「師師」P154)

10)至賤

11)至尊

ウ)セッシ

★百二十回本に師師の見はるゝや、第七十二回、柴進簪花禁苑に入り、李逵元夜東京をエ)がすの章を始とし、第八十一回、燕青月夜に道君に遇ひ、戴宗計を定めて楽和を出すの章に中し、第一二十回、宋公明神蓼児洼に聚まり、徽宋帝夢に梁山泊に遊ぶの章に終る。(「師師」P155)

エ)さわ・がす

★水滸の豪桀、一百八人12)カンシュウの後は、李師師実にこれが13)カイコウを為す。(「師師」P155)

12)完聚

13)開闔

★宋江の意、師師が天子の寵を得るを以て、師師によりて自己等が心に忠義を懐きながら、身に14)エンクツを負へるを申べんとするに在り。而れども李逵の15)ロモウにより、事破れ勢オ)りて、却つて纔に身を脱し寨に帰る。(「師師」P155~156)

14)冤屈

15)鹵莽

オ)せま・り

★第百二十回は、宋江百戦労苦の余に、御賜の毒酒を得、知つて而して飲み、飲みて而して死す、悲愴悽凉、人をして感ずる有らしむ。徽宋本より宋江を殺すの意無し、こゝに於て異夢を得、16)ホウフツの間に悟るところあり、師師も亦傍より宋江等の為に奏するところあり、宋江等遂に国家のカ)(訓読み)を受くるに至るを記し、水滸伝こゝに畢る。(「師師」P156)

16)髣髴

カ)まつり

★宣和遺事二巻、宋の徽宋欽宗の間の事を記する二百七十余条、明の胡応麟は、目して以て元の時の17)リョエンの俗説なりと為すと雖、人多く宋人の記するところとなし、清の学山海居主人は其の杭州に於て得たるところの古本、巻中に惇の字、宋の光宋の諱を避けて惇に作れるを以て、当に宋刊に出づべしとなせり。(「師師」P157)

17)閭閻

★高俅等徽宗皇帝に勧めて、行楽を縦にせしめ、遂に衣を易へて18)ビコウし、東京の名妓李師師の家に宿せしむるに至る。(「師師」P158)

18)微行

★師師には情人あり、賈奕といふ、武官なり。奕七夕に際して、特に佳酒を19)モタラして師師を問へるも、門キ)く鎖して、人の迎ふる無ければ、怒つて帰りしが、其翌師師を詰るに及びて、情を得て大に驚き、又鮫綃(コウセウ=うすぎぬ、鮫人=人魚が織りなすという)を見てク)驚き、嫉妬憤恨と失望落胆とに、心は万刀の鑽るが如きを覚えて卒倒す。(「師師」P158)

19)

キ)かた・く

ク)いよいよ

★二人談未だ尽きずして、日やうやう晡(く)れんとし、高俅大に怒り、左右をして賈奕をケ)えしめ、大理寺の獄に送らんとす。(「師師」P158)

ケ)とら・え

★天子やがて来りて、20)カンゴ昨の如くなりしが、師師の先づ寝める間に、コ)妝盒の中より物の少しく露はれたるを見、開いて之を読むに、末に至りて、鮫綃を留下し宿銭に当つの句あり。(「師師」P159)

20)歓晤

コ)ショウゴウ

★祖宗万世の丕なるサ)を承けたまひ、華夷億兆のシ)るところと為りたまふ。一挙一動一嚬笑も皆軽んじたまふ可からず。(「師師」P160)

サ)くらい

シ)・る


(正解はカーソル反転で、主な解説はcharのmixi日記にて→link参照)
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Author:char
不惑以上知命未満のリーマンbloggerです。
言葉には過敏でありたい。
漢検受検履歴
2006.3  漢字学習スタート
2006.6  2級合格
2006.10 準1級合格
2007.10 1級合格①
2009.2 1級合格②

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