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「蓴羹鱸膾」は全部1級配当の四字熟語です〔芥川龍之介作品補遺シリーズ(from 「mixi日記」 of char)〕⑪

  芥川転載補遺シリーズの第11回は、本日2回目のupです。

 今回の目玉は「路上」。師匠である漱石の「三四郎」や「それから」を髣髴とさせる青年小説。しかし、やはりこれも前篇で終了します。「後篇は他日を期す」で終っているのですが、虚しい。。。どうしても芥川は長篇が書けなかった作家なのです。

【蜜柑】


 ●日和下駄(ひよりゲタ)

 「ところがそれよりも先にけたたましい日和下駄の音が、改札口の方から聞え出したと思うと、間もなく車掌の何か云い罵る声と共に、私の乗っている二等室の戸ががらりと開いて、十三四の小娘が一人、慌しく中へはいって来た、と同時に一つずしりと揺れて、徐に汽車は動き出した。」

 →おもに晴天の日に履く歯の低い下駄。

 ●擡げる(もたげる)

 「だから私は腹の底に依然として険しい感情を蓄えながら、あの霜焼けの手が硝子戸を擡げようとして悪戦苦闘する容子を、まるでそれが永久に成功しない事でも祈るような冷酷な眼で眺めていた。」

 →持ち上げる。1級配当で「タイ」が音読み。「擡頭」(タイトウ)、「擡挙」(タイキョ)。

 ●蕭索(ショウサク)

 「やっと隧道を出たと思う――その時その蕭索とした踏切りの柵の向うに、私は頬の赤い三人の男の子が、目白押しに並んで立っているのを見た。」

 →ものさびしいさま。「蕭条」とも。「蕭」は1級配当で「よもぎ」が訓読み。「蕭然」(ショウゼン)、「蕭殺」(ショウサツ)、「蕭颯」(ショウサツ)、「蕭散」(ショウサン)、「蕭蕭」(ショウショウ)、「蕭牆の憂え」(ショウショウのうれえ)、「蕭寥」(ショウリョウ)。

 ●乱落(ランラク)

 「暮色を帯びた町はずれの踏切りと、小鳥のように声を挙げた三人の子供たちと、そうしてその上に乱落する鮮な蜜柑の色と――すべては汽車の窓の外に、瞬く暇もなく通り過ぎた。」

 →はらはらと乱れ飛ぶさま。

 

【龍】


 ●蛟竜(コウリュウ)

 「瘤の中にさえ竜が居たなら、ましてこれほどの池の底には、何十匹となく蛟竜毒蛇が蟠って居ようも知れぬ道理じゃ。」

 →古代中国の想像上の動物。水中に棲み、雲や雨に乗じて天に上り詰めて竜になるとされる。「蛟」は1級配当で「みずち」が訓読み。「潜蛟」(センコウ)、「蛟竜雲雨」(コウリュウウンウ)。

 ●風鐸(フウタク)

 「丁度その日は空もほがらかに晴れ渡って、門の風鐸を鳴らすほどの風さえ吹く気色はございませんでしたが、…」

 →風鈴。「鐸」は準1級配当で「すず」が訓読み。「鐸鈴」(タクレイ)、「金鐸」(キンタク)、「銅鐸」(ドウタク)、「木鐸」(ボクタク)、「鈴鐸」(レイタク)。

 ●朦朧(モウロウ)

 「金色の爪を閃かせて一文字に空へ昇って行く十丈あまりの黒竜が、朦朧として映りました。」

 →ぼんやりとかすんで見えるさま。朧げに見えるさま。「朦」は1級配当で「おぼろ」が訓読み。「朧」も1級配当で「おぼろ」。「朧月」(おぼろづき)、「朧朧」(ロウロウ)。


 【路上】


 ●懐手(ふところで)

 「小倉の袴に黒木綿の紋附をひっかけた、背の低い角帽が一人、無精らしく懐手をしながら、ふらりと外からはいって来た。」

 →手をふところへ入れていること。転じて、人に任せて自分は何もしないこと。

 ●脂下がる(やにさがる)

 「と、大井も角帽をかぶったなり、ちょいと顋でこの挨拶に答えながら、妙に脂下った、傲岸な調子で、…」

 →気取って搆える。得意げになってにやにやする。元々は、煙管の雁首を上に上げ、脂が吸い口のほうに下がるような形で煙草をふかすこと。

 ●標榜(ヒョウボウ)

 「『城』と言うのは、四五人の文科の学生が『芸術の為の芸術』を標榜して、この頃発行し始めた同人雑誌の名前である。」

 →主義・主張を公然と掲げあらわすこと。「榜」は1級配当で「たてふだ」「ふだ」。「黄榜」(コウボウ)、「虎榜」(コボウ)。

 ●揺曳(ヨウエイ)

 「彼はその刹那、女の長い睫毛の後に、彼の経験を超越した、得体の知れない一種の感情が揺曳しているような心もちがした。」

 →ゆらゆらとなびくこと。また、あとまで長く、その気分や痕迹が残ること。「曳」は準1級配当で「ひ・く」が訓読み。「曳曳」(エイエイ)、「曳行」「曳航」(以上、エイコウ)、「曳光弾」(エイコウダン)、「曳船」(エイセン)。

 ●《機会》(しお)

 「そこで彼は大井が一息ついたのを機会にして、切符と引換えに受取ったプログラムを拡げながら、話題を今夜演奏される音楽の方面へ持って行った。」

 →ちょうどよいとき。おり。しおあい。しおどき。機会。通常は「潮」「汐」の字を当てるが、当て字です。

 ●《却々》(なかなか)、対峙(タイジ)

 「画は却々うまい。優に初子さんの小説と対峙するに足るくらいだ。――」

 →宛字。結構。かえって、予想に反して。

 →相対してそばだつこと。向き合って立つこと。「峙」は1級配当で「そばだ・つ」が訓読み。「峙立」(ジリツ)、「霄峙」「聳峙」「竦峙」(以上、ショウジ)。

 ●窘める(たしなめる)

 「部屋の中の火気に蒸されて、一層血色の鮮になった初子が、ちょっと睨める真似をしながら、こう弟を窘めると、民雄はまだ俊助の手をつかまえたまま、『ううん。僕は莫迦じゃないよ。』」

 →とがめる。叱る。いましめる。「窘」は1級配当で2度目の登場(「窘しめる」=くるしめる)。頻出語。

 ●鉈豆(なたまめ)

 「清水はけげんな顔をしながら、こう好い加減な返事をすると、さっきから鉈豆の煙管できな臭い刻みを吹かせていた大井が、卓子の上へ頬杖をついて、…」

 →マメ科の蔓性一年草。熱帯アジア原産で果菜として古くから栽培。タチナタマメは異種で、熱帯アメリカ原産。若い莢は漬物とし、種子も食用。飼料、緑肥にも適する。タチハキ、タテハキ。「刀豆」とも書く。「鉈」は1級配当で「シャ、タ」が音読み。

 ●素読(ソドク)、恁うした(こうした)

 「清水がこう尋ねたのを潮に、近藤は悠然とマドロス・パイプの灰をはたきながら、大学の素読でもしそうな声で、徐に西洋の恁うした画の講釈をし始めた。」

 →文章の意味や内容の理解は扨措き、まず文字だけを音読すること。漢文学習の初歩とされる。「そよみ」「すよみ」とも。

 →このような、かかる。1級配当で「ジン、イン、ニン」が音読み。「恁地」(ジンチ)、「恁生」(ジンセイ、インセイ)。

 ●好誼(コウギ)

 「どうだ。年来の好誼に免じて、一つ案内役を引き受けてくれないか。」

 →したしみ。好意による交際。「誼」は準1級配当で「よしみ」が訓読み。「交誼」「厚誼」「高誼」のどれも「コウギ」。「友誼」(ユウギ)、「恩誼」(オンギ)、「情誼」(ジョウギ)、「仁誼」(ジンギ)。


 ●刎返す(はねかえす)

 「が、その眼が俊助の冷やかな視線に刎返されると、彼は急に悪びれない態度で、『そうか。僕はちっとも気がつかなかった。』と白状した。」

→首を切り捨てるようにきっぱりと突っ返す。「刎」は1級配当で「フン」が音読み。「刎死」(フンシ)、「自刎」(ジフン)、「刎頚」(フンケイ)。通常は「跳ね返す」「撥ね返す」。

 ●聴許(チョウキョ)

 「クレマンソオはどうしても、僕の辞職を聴許してくれませんからね。」

 →ききいれ許すこと。

 ●室咲き(むろざき)

 「室咲きの薔薇、窓からさす日の光、かすかなピアノの響、伏目になった辰子の姿――ポオト・ワインに暖められた心には、そう云う快い所が、代る代る浮んだり消えたりした。」

 →「室」は、冬場などで煖めておき、外気に触れないように特別の構造をした部屋のことで、その中で、春に咲く草木の花を冬のうちに咲かせること。


 ●《険吞》(ケンのん)

 「俊助は生酔の大井を連れてこの四つ辻を向うへ突切るには、そう云う周囲の雑沓と、険呑な相手の足元とへ、同時に気を配らなければならなかった。」

 →あやういこと。あやぶむこと。当て字で本来は「険難」と書き、「ケンナン」。「吞」は準1級で「ドン、トン」「の・む」。「吞舟」(ドンシュウ)、「併吞」(ヘイドン)、「鯨吞」(ゲイドン)、「吞牛之気」(ドンギュウノキ)、「吞噬」(ドンゼイ)、「呑吐」(ドント)、「吞気」(のんキ)=暢気。

 ●天啓(テンケイ)

 「若葉も、海も、珊瑚採取も、ことごとくの意味においては、地上の実在を超越した一種の天啓にほかならなかった。」

 →天の導き。天が真理を人間に示すこと。

 ●為(いつわり)

 「それとも両方がそれぞれの意味で、やはり為のない愛だろうか。」

 →普通は「偽」ですが、これも「いつわり」。「作為」(サクイ)。


 【疑惑】


 ●請待(ショウダイ)

 「元来地方有志なるものの難有迷惑な厚遇に辟易していた私は、私を請待してくれたある教育家の団体へ予め断りの手紙を出して、…」

 →これは意外に難読語。「セイタイ」でも「ショウタイ」でもないことに注意しましょう。意味は、客を請い招くこと。客を招いてもてなすこと。招待。

 ●推参(スイサン)

 「つきましては、先生のような倫理学界の大家の御説を伺いましたら、自然分別もつこうと存じまして、今晩はわざわざ推参致したのでございます。」

 →自分の方から押しかけて訪問すること。また、突然に人を訪問することを謙遜していう語。

 ●霊活(レイカツ)

 「…そうかと云ってまた私は、その専門の知識を運転させてすぐに当面の実際問題への霊活な解決を与え得るほど、融通の利く頭脳の持ち主だとは遺憾ながら己惚れる事が出来なかった。」

 →スピリチュアル。「霊」には「さとい、かしこい」との意もあるので、「いきいきとかしこいさま」を表わすのでしょう。意外と難語です。

 ●板木(バンぎ)

 「たとえば学校へ参りましても、教員室の机に倚り懸りながら、ぼんやり何かに思い耽って、授業の開始を知らせる板木の音さえ、聞き落してしまうような事が度々あるのでございます。」

 →寺院などで集会の合図などに叩き鳴らす板のこと。江戸時代には火災の警報にも用いた。「ハンギ」と読むと、印刷用の木版を指すことに注意。


 【じゅりあの・吉助】


 ●竹矢来(たけやらい)

 「磔柱は周囲の竹矢来の上に、一際高く十字を描いていた。」

 →竹で結った矢来。矢来は柵、囲いのこと。

 

【葱】


 ●世智辛い(せちがらい)

 「その台所道具の象徴する、世智辛い東京の実生活は、何度今日までにお君さんへ迫害を加えたか知れなかった。」

 →世渡りが難しい。暮らしにくい。「世知辛い」とも。

 ●燭(ショク)

 「ああ、東京の町の音も全くどこかへ消えてしまう真夜中、涙に濡れた眼を挙げながら、うす暗い十燭の電燈の下に、…」

 →光度の旧単位。1961年に廃止。1燭は約1カンデラ。蝋燭の光ということで、十燭は約13ワット。準1級配当で「ともしび」が訓読み。「燭光」(ショッコウ)、「華燭」(カショク)、「銀燭」(ギンショク)、「紙燭」(シショク)、「手燭」(てショク)、「蝋燭」(ロウソク)、「燭台」(ショクダイ)、《燭魚》(はたはた)

 ●俗臭(ゾクシュウ)

 「いや、お君さんの心を支配しているのは、そう云う俗臭を帯びた事件ではない。」

 →厭うべき凡俗の気風。卑俗な感じ。「俗臭芬芬」(ゾクシュウフンプン)。

 ●俗衆(ゾクシュウ)、睥睨(ヘイゲイ)

 「…必ず二三人はこの連中が、傲然と俗衆を睥睨している。」

 →在俗の人々。俗人たち。対義語は「僧侶」(ソウリョ)。

 →横目で見ること。流し目に見ること。あたりをにらみつけて勢いを示すこと。「辟倪」「辟睨」「俾倪」ともかく。「睥」(ながしめ)、「睥む」「睨む」(以上、にらむ)。

 ●円光(エンコウ)

 「しかしその田中君は、実はお君さんの芸術的感激が円光を頂かせた田中君である。」

 →仏・菩薩の頭上から放つ円輪の光明。後光。

 ●《瓦斯》(ガス)、葱(ねぎ)、《慈姑》(くわい)、牛蒡(ゴボウ)、《独活》(うど)

 「そうしてその町の右側に、一軒の小さな八百屋があって、明く瓦斯の燃えた下に、大根、人参、漬け菜、葱、小蕪、慈姑、牛蒡、八つ頭、小松菜、独活、蓮根、里芋、林檎、蜜柑の類が堆く店に積み上げてある。」

 →プロパンガス・天然ガスなど燃料用の気体。当て字。

 →ユリ科の多年草。準1級配当で「ソウ」が音読み。「葱青」(ソウセイ)、「葱鮪」(ねぎま)。「あおい」とも読む。

 →オモダカ科の多年草。中国原産。水田で栽培。葉はやじり形。地下の球茎に芽が出ていることから縁起をかついで正月などに食べる。熟字訓。

 →キク科の一年草または二年草。古くは中国から渡来し、根菜として栽培。多肉の根を食用とする。「蒡」は1級配当で「牛蒡」にだけ使用する。

 →ウコギ科の多年草。山地に自生。茎の高さ約2メートル。葉は大形羽状複葉。夏に茎頭・葉腋に小白花が球状の花序をなして群がり開く。軟白栽培の若芽は食用とし、軟らかく芳香がある。根は漢方生薬の独活(ドクカツ)で、発汗、解熱、鎮痛剤。熟字訓では超基本。「独活の大木」は「役立たず」。

 ●悄然(ショウゼン)

 「埃風の吹く往来には、黒い鍔広の帽子をかぶって、縞の荒い半オオヴァの襟を立てた田中君が、洋銀の握りのある細い杖をかいこみながら、孤影悄然として立っている。」

 →元気なくしょんぼりしたさま。「悄」は1級配当で「うれ・える」が訓読み。《悄悄》(しおしお)、「悄愴」(ショウソウ)、《悄気》る(しょげる)、《悄乎》(しょんぼり)。

 

【尾生の信】


 ●蔦蘿(つたかずら)

 「見上げると、高い石の橋欄には、蔦蘿が半ば這いかかって、時々その間を通りすぎる往来の人の白衣の裾が、鮮かな入日に照らされながら、悠々と風に吹かれて行く。」

 →つるくさの総称。かずら。「チュウラ」と音読みもする。「蘿」は1級配当で「ラ」「つた」。「蘿径」(ラケイ)、「蘿窓」(ラソウ)、「藤蘿」(トウラ)、《蘿蔔》(すずしろ)。

 ●一艘(イッソウ)

 「尾生はやや待遠しそうに水際まで歩を移して、舟一艘通らない静な川筋を眺めまわした。」

 →船を数える単位。「艘」は「ソウ」。大きい船の場合は「隻」(セキ)。

 ●沓(くつ)

 「橋の上にはしばらくの間、行人の跡を絶ったのであろう。沓の音も、蹄の音も、あるいはまた車の音も、そこからはもう聞えて来ない。」

 →足を入れるのに用いるはきもの。準1級配当で「トウ」が音読み。「雑沓」(ザットウ)、「沓沓」(トウトウ)、「沓石」(くついし)、《沓手鳥》(ほととぎす)。

 ●脛(はぎ)

 「いや、そう云う内にも水嵩は益高くなって、今ではとうとう両脛さえも、川波の下に没してしまった。が、女は未だに来ない。」

 →すね。膝から足頸までの部分。「臑」とも書く。1級配当で「ケイ」が音読み。「脛骨」(ケイコツ)、「脛巾」(ケイキン)=はばき、《脛巾》(はばき)、「鶴頸」(カクケイ)。

 ●蒼茫(ソウボウ)

 「腹を浸した水の上には、とうに蒼茫たる暮色が立ち罩めて、遠近に茂った蘆や柳も、寂しい葉ずれの音ばかりを、ぼんやりした靄の中から送って来る。」

 →見渡す限り青々と広いさま。

 ●掠める(かすめる)、鱸(すずき)

 「と、尾生の鼻を掠めて、鱸らしい魚が一匹、ひらりと白い腹を飜した。」

 →すれすれに通る。かする。準1級配当で「リョウ、リャク」が音読み。「かす・れる」との訓読みもあり。「掠奪」(リャクダツ)、「拷掠」(ゴウリョウ)、「笞掠」(チリョウ)、「剽掠」(ヒョウリャク)、「榜掠」(ボウリョウ)。

 →スズキ科の怪魚。日本から中国の沿岸に分布。全長約1メートル。春から夏にかけ海水の交じった河川にも入る。出世魚で稚魚をコッパ、幼魚をセイゴ、やや成長したものをフッコという。食用で夏に美味。1級配当で「ロ」が音読み。四字熟語に「蓴羹鱸膾」(ジュンコウロカイ)=故郷を懐かしく思う心があります。基本語彙。

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えっ?「おもなみ」じゃないの…SHOCK!

「たまごさん」どもです。

本日から夏休みですのでのんびりした朝を過しています。
ですから、朝から返信いたします。

まず一つ訂正から。以前のコメントで冒頭で「盲進」と書きましたが、これは「目標を持たずにただ闇雲に進む」という意味ですから、これは「猛進」の誤りです。猪突猛進ですね。「モウシン」というのはほかにも「妄信」「盲信」「孟津」がありますね。意味をそれぞれ区別しましょう。

漢字学習法の一端を述べましたが、人それぞれでいいんです。迂生のやり方も徐々に変化しており、時間の経過と共に手を抜くことも覚えてしまっている。でも、漢字は手を抜いて覚えても定着しないし、意味ないんですよね。手を掛けた中で得られたものこそが本物。すぐ忘れてしまうんじゃあまだまだ駄目なんですよ。だから迂生もまだまだ試行錯誤、手探りです。「たまご」さんと共に前に進みたいと思っております。

ところでタイトルの「巻耳」は唐突感が否めないですが、3時間も妄想できるというのは何か特別な思い入れでもあるのですか?子供の頃、原っぱで「引っ付き虫」と称して遊んだあれですよね。緑色のラグビーボール形のとげとげ。。。何と言う植物なのか当時は知る由もありませんでしたが、漢字学習を通して「おもなみ」と知ったんですよね…………

ん?あれれ、「おなもみ」?え?「おもなみ」じゃないの?辞書、辞書、辞書…。

うは~、間違えて覚えてました。これじゃこれじゃ、以前のコメントで、思い込んで間違えて覚えている漢字などないですかという問い掛けありましたが、これ完全に思い込んでましたよ。。。

「おなもみ」かぁ~。「沢瀉」(おもだか)からの類推かなぁ。。やばいやばい、試験に出ていたら完全にアウトでした。でも、何回見ても「おなもみ、あっ、おもなみだ」とやってしまうなぁ。こら一生なおらんかも。相性だよなぁ。(調べたら、蛇に嚼まれた患部に、この葉を揉んで塗ると痛みが和らぐからとありました。「菜」揉み→な・もみ→おなもみ、でも何故に巻・耳なのか?)

ちなみに注意すべきは「みみなぐさ」という訓みもあって違う植物。したがって熟字訓問題で出されたらどちらでも正解。「巻丹」は「おにゆり」、「巻子」は「へそ」、「巻繊」は「ケンチン」ですね。

ありがとう、「たまご」さん。師匠だって、お弟子さんから教わることもたくさんあるのですよね~。助かります。教えるということは同時に教えられることでもあるのだ。教えられるということは同時に教えることでもあるのだ。即ち、一生涯、学ばない者はいないのだ。

「ぬん!!がてな」四字熟語の極意はまた別の機会にでも…本日は「巻耳」を10分ぐらいですが引っ張ってみましたん。。。3時間は無理だなぁ。。。

巻耳(おなもみ)という漢字で三時間は妄想できるたまご大好きより

こないだはナイスな勉強法のご教授ありがとうございました☆

参考になりますi-175

そして四字熟語ですね!!ぬん!!苦手ですが、得意科目にしてやりたいです!!i-179
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char

Author:char
不惑以上知命未満のリーマンbloggerです。
言葉には過敏でありたい。
漢検受検履歴
2006.3  漢字学習スタート
2006.6  2級合格
2006.10 準1級合格
2007.10 1級合格①
2009.2 1級合格②

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